海外特許制度の改正等に関して、当事務所が独自に集めたニュースの抜粋情報です。
1.欧州 審査手数料の返還率を改正
欧州特許庁(EPO)は、2016年6月29日付で、手数料に関する規則11を改正しました。これにより、審査手数料の返還率が変更になりました。
2.欧州 異議申立手続の迅速化へ
2016年7月1日より、欧州特許庁(EPO)では異議申立手続の迅速化を図るため運用改定が行われました。
3.マレーシア 実体/修正実体審査クリアレポート発行後の補正の許可を発表
2016年6月1日、マレーシア特許庁(MyIPO)は、拒絶なしに許可可能の状態となった出願に関し、実体/修正実体審査クリアレポート(Substantive/Modified Substantive Examination Clear Report)の発行後、2か月の期間内に明細書等の補正を許可する通達を出しました。
4.シンガポール 外国ルートの廃止を延期
シンガポール知的財産庁(IPOS)は、2016年7月、外国ルート(Foreign Route)の廃止を2020年1月1日にまで延期する旨の更新情報を発表しました。
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(文責 外国特許制度グループ)