海外特許制度の改正等に関して、当事務所が独自に集めたニュースの抜粋情報です。
1.米国 USPTO AIA 審判手続に関するPTAB 実務規則の補正案を公表
USPTO(米国特許商標庁)は、2015年5月に補正した特許審判部(PTAB)実務規則について、追加補正案を発表しました。
2.米国 USPTO IPR 手続の開始および実施に関するパイロットプログラムを公表
3.米国 USPTO Patents Petitions Timeline を公表
USPTO(米国特許商標庁)は、ウェブサイトにおいて、Patents Petitions Timelineを公表しました。
4.シンガポール ASEAN で最初のPCT国際機関として始動
2015年9月1日よりシンガポール知的財産庁(IPOS)がASEAN諸国におけるPCTの国際調査機関(ISA)及び国際予備審査機関(IPEA)としての運用を開始しました。
5.シンガポール カンボジアとの知的財産分野における協力を強化
シンガポール特許庁(IPOS)は、2015年1月23日にカンボジア工業・手工業省(MIH)の間において交わされた覚書に基づいて、(1)シンガポール特許のカンボジアにおける再登録制度、及び、(2)IPOSが発効した調査及び審査報告書をカンボジアの関連特許出願の承認のためにMIHに提供することを決定しました。
6.ベトナム 2014年版の年次報告(出願統計)を公開
ベトナムの国家知的所有権庁は、2014年版の年次報告(出願統計)を公開しました。
7.カナダ 国際分類の採用開始
カナダ知的財産庁(CIPO)は、改正法(Bill C-31)の施行に備え、2015年9月28日より国際分類に基づく商標出願を受理するとの通知を行いました。
なお、本件につきましては、当事務所の作成に係る資料であって、公的見解を示すものではありません。ご了承いただきますようお願いいたします。この資料を利用して企業活動方針等を決定した場合、営業上の損害が発生した場合まで責任を負い兼ねます。
※鈴榮特許綜合ニュース海外情報へのお問い合わせは、問い合わせフォームからお願いします。なお、フリーメールアドレスからのお問い合わせには対応し兼ねます。ご了承ください。
(文責 外国特許制度グループ)